ドラマ
テレビ朝日 2012年12月06日(木) 21:00~21:54
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鳥井第二外科部長(段田安則)は自分の肝臓ガンをひた隠しにしていた。満座の中で未知子(米倉涼子)から一刻を争う病状だと指摘されたにもかかわらず、病気であること自体を認めず、国際会議での論文発表に向け執筆に没頭する。
本院から鳥井の刺客となる若きスター医師・土方幾也教授(山本耕史)が赴任して来ると決まり、鳥井は自分の命に代えてでも論文発表を成功させ、外科部長の座を死守する覚悟だった。
土方を呼び寄せた張本人の毒島院長(伊東四朗)は、そんな鳥井を静観。一方、未知子を除く第二外科の医師らは、鳥井の意思を尊重し、一丸となって論文作成に協力する。刻一刻と病状が進行する中、鳥井は執念で論文を書き終える。
だが、国際会議出発の日、病院関係者や妻、そして愛人に見送られる中、鳥井はついに倒れてしまう。
鳥井は腹をくくって加地(勝村政信)に執刀を依頼。加地は、ガンは進行しているものの患部の切除は可能と診断し、鳥井を安心させる。そんな中、未知子は切除できる時期はもう過ぎたと異議を唱える。実は、加地は事務長の寺山(室井滋)らと相談し、にせの診断画像を使ってでも真の病状を伏せると決めていた。
鳥井は絶望的な気持ちをこらえ、未知子から真実を聞き出す。未知子の診断では、鳥井の余命はわずか6カ月だった。助かるには生体肝移植しか道はないと非情にも宣告する。
(出演者)
大門未知子…米倉涼子
森本光…田中圭
城之内博美…内田有紀
加地秀樹…勝村政信
原守…鈴木浩介
千葉園子…紫吹淳
奥村藍…林丹丹
神原晶…岸部一徳
寺山金子…室井 滋
鳥井高…段田安則
毒島隆之介…伊東四朗 ほか