現在の位置 : TOP > ニュース・トピックス > 【沖縄】琉球王朝の宴を再現! 歌と舞踊で彩られた「中秋の宴」

2011年09月16日

【沖縄】琉球王朝の宴を再現! 歌と舞踊で彩られた「中秋の宴」

第18回中秋の宴 首里城正殿と中秋の名月

第18回中秋の宴 首里城正殿と中秋の名月

9月10日と11日の2日間、那覇市の首里城公園で「首里城公園・中秋の宴」が開催された。18回目を迎える今年も、琉球王朝時代の華やかな宴が体感できるとあって、多くの外国人や琉球伝統芸能ファンが詰め掛けた。

「中秋の宴」は、かつて沖縄が琉球王国として繁栄した時代に行われていた催しを、イベントとして再現したもの。中国の使者もてなす“冊封七宴”と呼ばれる七つの宴があり、その内の一つである“中秋の宴”は、旧暦8月15日の十五夜の夜に開かれていた。中秋の名月の下で、華麗な琉球舞踊や組踊が披露されていたそうで、現代でも同じ名を冠したイベントが、毎年この時期に開催されている。

初日は、祝賀の始まりには欠かせない琉球古典舞踊「かぎやで風」でスタート。続いて、首里城内の特設舞台で上演されることが多かったため、“宮廷舞踊”とも呼ばれる「醜童」「上り口説」「天川」などの演目が披露された。演舞中、日が落ちていくに連れて舞台の表情も変わっていき、首里城正殿の紅の漆と月の光があいまって、宴にふさわしい華やかな雰囲気に包まれていた。

この2日間には、人間国宝の島袋正雄氏・照喜名朝一氏・城間徳太郎氏・西江喜春氏が独唱を、宮城能鳳氏が琉球舞踊を披露。中でも、ことし90歳になるという島袋氏の貫禄ある歌声や、会場の雰囲気を一声で変えた照喜名氏のダイナミックな歌声に、観客は大いに魅了されているようだった。さらに、音楽・踊り・台詞で構成されている歌劇“組踊”も、両日のプログラムに登場。組踊は、歌舞伎や狂言に近い沖縄独自の伝統芸能で、親子愛と夫婦愛を描いた「花売りの縁」と、史実を基にした仇討物語「二童敵討」が、それぞれ10日と11日に上演された。

最後に披露されたのは、月見を主題にするところから、“月見踊り”とも呼ばれる琉球舞踊「瓦屋」。「中秋の宴」にふさわしく、美しい月に照らされる中で、2日間にわたる宴は幕を閉じた。

人間国宝・宮城能鳳氏による古典舞踊「瓦屋(からやー)」
人間国宝・照喜名朝一氏による独唱「二揚仲風節(にあげなかふうぶし)」
祝いの場での座開きとして踊られる古典舞踊「かぎやで風」
人間国宝・宮城能鳳氏による琉球舞踊「女特牛節」
首里城正殿前で独唱を披露する人間国宝・島袋正雄氏
薩摩役人を歓迎する為に創作された古典舞踊「上り口説(ぬぶいくどぅち)」
組踊「花売りの縁」の一幕・父を捜す為旅に出る母と子
組踊「花売りの縁」での一幕・妻と子に会い思わず隠れてしまう父
組踊「二童敵討(にどうてぃちうち)」・阿麻和利に近づく護佐丸の子ども達
組踊「二童敵討(にどうてぃちうち)」・阿麻和利を討った護佐丸の子どもたち

テレビ番組情報検索

都道府県を選ぶ

放送日を選ぶ

  • 放送日から
  • 曜日から

放送時間を選ぶ

ジャンルを選ぶ

キーワード検索