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2017年07月27日

【沖縄】満島ひかり渾身の主演作『海辺の生と死』がいよいよ公開

(C)2017島尾ミホ/島尾敏雄/株式会社ユマニテ

(C)2017島尾ミホ/島尾敏雄/株式会社ユマニテ



沖縄出身の女優・満島ひかりが4年ぶりに単独主演する映画『海辺の生と死』が、7月29日(土)から、東京・テアトル新宿ほかで全国公開される。沖縄では那覇・桜坂劇場にて近日公開予定。

「海辺の生と死」は、「私小説の極北」と評されて戦後文学の傑作として現在も多くの読者に支持される長編小説「死の棘」で知られる島尾敏雄氏と、自身も作家である島尾氏の妻・島尾ミホ氏が、それぞれ出会いのエピソードを綴った小説「島の果て」と「海辺の生と死」の2作品を原作に、2人が出会い永遠に解くことのできない赤い糸で結ばれるまでの時間を描いた、「死の棘」へと続く愛の物語。

映画の舞台となるのは、その美しさから“神の住む島”と呼ばれる奄美群島の加計呂間島(かけろまじま)。1945年のある日、海軍特攻艇の部隊を率いる朔(さく)隊長(永山絢斗)が、新たに駐屯してきた。国民学校教師のトエ(満島)は、島の子どもたちに慕われ、隊員たちと酒を飲むより島唄を習いたがる彼を眩しそうに見つめる。

ある日、トエは朔から「今夜九時頃浜辺に来て下さい」と書かれた手紙を受け取る。トエは、胸の高鳴りを抑えられなかった。いつまでも下されない出撃命令を待ち、無為に日々を過ごす男は、敵からも見離されたような静かな島でゆっくりと終戦を迎えようとしていた。

トエを演じるのは、演技力と圧倒的な存在感を併せ持つ女優・満島ひかり。満島はトエを演じるにあたり、「この脚本と共に、私自身の本性を自らあばいてやろうと思いました。何にせよ、一生抱えていかなきゃいけない作品になったと思います」と、並々なる気概を持って本作に挑んだ。

「私のルーツは奄美大島にあります」という満島は、本作で島唄(奄美民謡)の歌唱にも挑戦。「撮影中、楽しめたことも、できなくて悔しかったこともいっぱいあったけど、奄美のすごさを感じる日々でした」と振り返る。

2017年は、島尾ミホ氏没後10年、島尾敏雄氏生誕100年にあたる。関連書物から浮き彫りになる島尾夫婦がたどった一生は、著名な評論家や作家により、「究極の夫婦愛」を描いたものと評され、取り分け苛烈で劇的な人生を歩んだミホは「純粋無垢ゆえに狂気に至った聖女」であると位置づけられるようになり、神格化されていった。

この伝説的夫婦の愛の物語を撮った越川道夫監督は、「満島さんは、島尾ミホさんをモデルにしたトエを演じ、彼女の戦時中の恋とその時代を、激しく狂おしいまでに駆け抜けていきました。僕たちは、島の人々を、島にしげる木々を、島の歌を、海を、満島さんが歌えばその歌声と呼び交すように鳴き始める鳥たちを愛し、彼らとともにこの映画を作りました」とコメントを寄せた。

満島ひかりの渾身の主演作『海辺の生と死』が、間もなく公開を迎える。

『海辺の生と死』
2017年7月29日(土)〜 東京・テアトル新宿ほか全国ロードショー

(C)2017島尾ミホ/島尾敏雄/株式会社ユマニテ

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