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「第29回ピースフル　ラブ・ロックフェスティバル」初日。7月9日、9組目に登場したのは6人組バンド・All Japan Goith（オール・ジャパン・ゴイス）だ。

ギター、ベース、ドラムにトランペット、トロンボーン、サックスを加え、圧倒的なパフォーマンスを誇る彼ら。その迫力のステージに、観客は一気に魅了されていく。

すでに同イベント、9回目の出演となるAll Japan Goith。１曲目から早くも、会場の空気を自分たちの色に染めていく。「もっともっと楽しんでいきましょう！」とボーカル・てつＧが会場を盛り上げ、アップテンポにアレンジした沖縄民謡「花」を披露。「オッケー！　みんなで歌おうぜー！」と観客を誘うと、観客もそれに応えリズムに合わせて歌う。

「何かをやろうとしたときに、“そうだよね”と言って一緒にやる。一緒に戦いましょう。いろんなことがあります。みんなで音楽を聴いて、楽しく戦いましょう！」と語るてつＧ。沖縄の言葉で“そうだよね”という意味を表す「やんどーやー」を歌い上げ、熱気に包まれたステージを後にした。

日本を代表する“ゴイス”な（＝スゴイ）バンドになる、と強い意が込められた名前どおりのステージを“魅せて”くれた。