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2013年12月13日

【沖縄】周辺地域との文化交流が育んだ沖縄の美術品が集結



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沖縄・浦添市の美術館・浦添市美術館では、2014年1月17日(金)より、企画展示「南への風~沖縄・台湾~近代沖縄の美術・工芸」を開催する。期間は2月16日(日)まで。

「南への風~沖縄・台湾~近代沖縄の美術・工芸」は、近代沖縄の美術・工芸の様相に迫ることを目的として、明治以降から戦前期までに制作された漆器や陶器、染織品などの工芸分野の作品を中心としながら、本土の美術家が制作した絵画、写真等も含めた企画展示。

明治以降の沖縄では、日本本土から人や物の流出入が盛んになり、工芸品の技術や文様に大きな変化が起こった。沖縄は日本同化政策の一方で、あこがれの対象である南国としてとらえられるなど、美術や工芸もそれらを取り巻く状況も、激しく変動した時代でもあった。この激動の時代の美術や工芸品100点余りを、社会の変化の様子とともに紹介していく。

会場は、「導入-近代という時代」「産業振興の時代」「変わる沖縄と工芸技術」「南国へ、南国から」「沖縄~台湾の交流」の5部構成。

「導入-近代という時代」では、主に写真を展示。続く、「産業振興の時代」では、石澤兵吾の「琉球漆器考」など沖縄県側の動きとともに、内国勧業博覧会、商工省公募展などへの出品、沖縄県工業指導所の作品などが並ぶ。

「変わる沖縄と工芸技術」は、琉球古典焼、南蛮焼、漆器など寄留商人、問屋の動きを明示しながら、焼物の新素材や流入する新技術をリポートする。

「南国へ、南国から」と「沖縄~台湾の交流」では、明治から昭和初期にかけて来沖・渡台した美術家・工芸家の作品を展示するとともに、台湾にある高雄市立博物館所蔵の漆器や焼物など沖縄からの移出工芸品を披露する。

特に、高雄市立歴史博物館所蔵の沖縄関係資料などは今まで知られていなかった貴重なもの。歴史的に深いかかわりを持つ台湾と沖縄の文化交流を浮き彫りにする。

琉球王国時代より日本本土とともに、台湾など周辺地域との文化交流が盛んに行われた沖縄。“チャンプルー文化”が色濃く反映された作品たちに思いを馳せよう。

「南への風~沖縄・台湾~近代沖縄の美術・工芸」
2014年1月17日(金)~2月16日(日) 観覧料:一般800円/大学生500円/高校生以下無料
浦添市美術館で開催
※20人以上は、団体割りを適用

【展示構成】
<導入―近代という時代>
・近代沖縄の時代背景・・・写真など
<産業振興の時代>
・県の動き…石澤兵吾『琉球漆器考』、県農業試験場『花草類真写図』など
・内国勧業博覧会、商工省公募展などへの出品…図録、類品、写真など
・工業学校など学校設立…写真、工業学校の記念品、講師の作品など
・沖縄県工業指導所…作品(沖縄漆工芸組合のモダンデザイン漆器)など
<変わる沖縄と工芸技術>
・寄留商人、問屋の動き…琉球古典焼、南蛮焼、漆器など
・新素材、流入する新技術…焼物(掻き落とし・盛り付けなどの技術、コバルト釉など)
…織物(機、柄、泊絣・宮古上布など)
・日本化…和装の普及、織物・漆器の日本的なデザイン
<南国へ、南国から>
・明治~昭和初期に来沖・渡台した美術家・工芸家の作品、
撮影された写真と民藝の作家の作品 …藤田嗣治、伊藤清永、芹沢けい(かねへんに圭)
介、濱田庄司、木村伊兵衛、坂元万七など
・民藝一行の収集作品:漆器、うちくい、厨子甕など
・観光パンフレット、絵葉書
・南国モチーフの漆器などのデザインの変化と土産品
<沖縄~台湾の交流>
・高雄市立博物館所蔵漆器や焼物など沖縄からの移出工芸品
・理研新竹工場(生駒弘や沖縄の職人)と台湾漆器
・台湾での動き…沖縄の移住者の活動など

【関連イベント】
・特別講演会「台湾の漆芸と沖縄」(講師:台湾漆芸史研究家・黄麗淑氏)
2014年1月17日(金) 14:00~ 入場無料

・特別講演会「昭和戦前期の沖縄と美術」(講師:東京国立近代美術館主任研究員・鈴木勝雄氏)
2014年1月26日(日) 14:00~ 入場無料

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