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2013年09月07日
ヨーロッパの古典的なゲームから端を発し、ネットゲームとして全世界で話題となった「人狼ゲーム」が桜庭ななみの主演で映画化されることが決定。10月26日(土)から、新宿武蔵野館ほかで全国公開される。
「人狼ゲーム」は、もともとヨーロッパの古典的ゲームとして楽しまれていたゲーム。さまざまな国からルールを改良したゲームが出て、インターネットの掲示板との相性も良く、インターネット上で盛んに遊ばれることで人気に火が付いた。ニコニコ動画などでプレイ動画がアップされ、さらには、大がかりなイベントの開催、アプリのリリースなどで大流行となった。
今作は、高校2年生の仁科愛梨(桜庭)を主人公に、高校生10人が生死をかけたゲームに巻き込まれていくソリッド・シチュエーションムービー。ある日、愛梨が下校中に何者かに拉致されるところから物語は始まる。愛梨が目覚めると、周囲には円を描くように複数の男女が横たわっていた。不可解な状況に愛梨たちが戸惑っていると、「皆さんにはこれから人狼ゲームをプレイしていただきます。拒否権はありません」と告げられ、ルール説明の映像が流される。そして、10人は、村人チーム、人狼チーム、予言者とそれぞれ役割を与えられ、生死をかけたゲームを展開していく。
出演は桜庭のほか、太賀、竹富聖花、岡山天音、入江甚儀、大沢ひかる、梶原ひかり、藤原薫、平埜生成、藤井美菜ら。
主演の桜庭は、「このお話をいただいた時、『人狼ゲーム』を詳しく知りませんでしたが、周りの友達がテレビ番組でハマッていると聞いて、話題の作品の映像化にすごく興味を持ちました」とコメント。
熊坂出監督は「リアリティーがあるものにしたい」というコンセプトで撮影を進め、テストを経ずにいきなり本番を撮るという撮影スタイルを実行。これについて桜庭は、「監督は毎回その時のリアルな感情を大切にされるので、『その時初めて何か起こった!!』という感情を表現するため、先読みしないように、何も考えないようにしようと意識しました」と、役作りの上で心構えを披露。
また、最後に「この作品には、皆が真剣に全力でぶつかっていく姿がストーリーにリンクして映し出されているので、そういうところも観ていただきたいです」と見どころを語った。
心理的な思いを演技で表現するという“心理ゲーム”ムービー初挑戦する桜庭。どんな表情を見せるのか注目したい。
映画『人狼ゲーム』
2013年10月26日(土)より新宿武蔵野館ほかで全国公開