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2012年09月14日

【全国コミュニティシネマ会議2012 in 那覇】浜松市で『楽隊のうさぎ』撮影中!シネマイーラ館主・榎本氏が語るビジョンとは?

シネマ・イーラ館主の榎本雅之氏

シネマ・イーラ館主の榎本雅之氏

「全国コミュニティシネマ会議2012 in 那覇」1日目の9月8日。最後のプログラムとして「コミュニティシネマのプレゼンテーション」が行われた。

まず、静岡県浜松市のシネマイーラ館主・榎本雅之氏が、現在浜松市で撮影が行われている『楽隊のうさぎ』の撮影状況について報告した。『楽隊のうさぎ』は、中沢けい原作小説の映画化で、吹奏楽部での音楽活動を通して成長していく中学生を描いた作品。日本の楽器メーカーの本社が多くあり、吹奏楽も盛んな浜松市で、この作品を映画化しようというプロジェクトが立ち上がり撮影が始まったもの。撮影資金を市民や県内の団体から募り、出演者は地元の中学生という、地域発の映画プロジェクトだ。監督は『ゲゲゲの女房』の鈴木卓爾。

「全くできない子ができるようになっていくというセミドキュメンタリーにもなっている」と榎本氏が語る通り、出演者の中には、楽器経験ゼロの子どももいる。たくさんの練習を重ね、成長していく姿は原作の内容そのもの。また、榎本氏はこの映画を通して「映画館に観にきてもらうのではなく、普段映画館に足を運ばない人に観せに行く、という可能性を探りたい」と話し、「現役高校生、中学生の吹奏楽人口は10万人。警察、消防、自衛隊でも吹奏楽を演奏している。そういった人たちにこの映画を広めたい。劇場での上映が終わったら、次は学校や公民館での上映会を通して観せに行く。13~15歳の子どもたちに映画を観せる起爆剤になるのではないか」と、今後のビジョンを語った。途中、スクリーンに映し出された撮影風景を収めた画像の、子どもたちの生き生きとした表情が印象的だった。

続いてコミュニティシネマセンターの野崎敦子氏が、10月6日(土)よりオーディトリウム渋谷で公開の『ビラルの世界』を紹介した。盲目の両親とコルカタで暮らす3歳の少年・ビラルの生活を追ったドキュメンタリーで、コルカタの街の喧騒の中、日々成長していくビラルのようすが、躍動感あふれるカメラワークで映し出される。2009年の山形国際ドキュメンタリー映画祭でコミュニティシネマ賞を受賞した作品だ。

野崎氏は「ビラルを取り巻く世界は過酷だが、ことばは悪いがこの映画にはそういった辛気臭さは全く感じられない。逆にビラルとその家族のたくましさに圧倒される。今までドキュメンタリーをあまり観たことがない方や、興味を持ったことがない方に観てほしい」と、この映画を紹介した。

『楽隊のうさぎ』は2013年秋にシネマイーラで、2013年冬に渋谷ユーロスペースを皮切りに全国公開予定。『ビラルの世界』は10月6日(土)よりオーディトリウム渋谷ほか、全国順次ロードショー。

登壇者紹介のスクリーン
『ビラルの世界』チラシ

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