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2020年06月29日

【東京】沖縄の美術家・真喜志勉氏の大規模展覧会

Unknown(1975)

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沖縄出身の美術家・真喜志勉氏の展覧会「Turbulence 1941-2015」が、7月4日(土)から、東京・多摩美術大学美術館で開催される。期間は、9月22日(火・祝)まで。

真喜志氏は“TOM MAX”の愛称で知られた、沖縄・那覇市出身の画家。1964年に多摩美術大学絵画科油画専攻を卒業後、沖縄の本土復帰直後の1972年から約1年間、アメリカ・ニューヨークに遊学。帰郷後、「絵画教室ぺんとはうす」を主宰しながらほぼ毎年個展を開催していたが、2015年に急逝した。

ネオ・ダダやポップ・アート的な手法を織り交ぜながら沖縄の同時代を映し出す独自の作風を切り開き、美術団体などには所属せず、1970年代以降、ほぼ毎年個展を開催し、約50年にわたって新作を発表し続けた。

「Turbulence 1941-2015」では、その画業の中から作家旧蔵の約90点を展示。沖縄を拠点に活動した真喜志氏の足跡をたどる、東京では初めの展覧会となる。

会場となる展示室を4つの時代に分け、真喜志氏の画業を時系列に沿って紹介。作風は年代とともに変化を重ね、アメリカに対してシニカルな態度を貫きながらも、持ち込まれる文化やイメージに大きな影響を受け、その矛盾を隠すことなく表現の中に内包させ、鑑賞者に解釈を委ねる表現を生み出していく。

キャンバスや半立体作品のほか、高校生時代から晩年までに描きためられたスケッチブックを展示。デッサン、ドローイング、フロッタージュ、コラージュなど、同時代の芸術的潮流に影響を受けながら、鍛錬と芸術的実験を繰り返す真喜志氏の軌跡を見て取ることができる。

独自の手法で沖縄の同時代を映し出した真喜志勉氏の軌跡をたどろう。

「真喜志勉 TOM MAX『Turbulence 1941-2015』」
2020年7月4日(土)〜9月22日(火・祝) 10:00〜17:00(入館は〜16:30 ) 一般300円、学生以下は無料 東京・多摩市「多摩美術大学美術館」にて開催
※休館日:火曜日(ただし、9月22日は開館)

【関連イベント】
「プレスツアー」
2020年 7月4日(土) 11:30〜12:00
※参加は、事前申込み制。必要事項を記入の上、下記メールアドレスまで申し込み
件名:「真喜志勉展 プレスツアー参加申込み」
内容:参加者氏名、所属、メールアドレス、電話番号
E-mail:museum-event@tamabi.ac.jp

【真喜志勉(まきし・つとむ 1941-2015)〈略歴〉】
1941 沖縄県那覇市生まれ
1954 那覇市立真和志中学校入学
1957 第9回 沖展 入選(以降、第10,11,16,18回も入選)
  沖縄県立那覇高等学校に入学、美術部に入る
1960 多摩美術大学入学
1961 個展「真喜志勉個展」(那覇琉米文化会館)(以降、継続的に沖縄にて個展を開催)
1962 第14回 読売アンデパンダン展 出品
1963 野外三人展「真夏の太陽と作家の出会い」(沖縄タイムス向かい琉銀建設用地)
1967 個展「夢みるジョンルイスの世界」(琉球新報ロビー)
1972 個展「大日本帝國復帰記念」(沖縄物産センター画廊)
  渡米(1973帰国)
1974 絵画教室「ぺんとはうす」開設
1979 個展「VISUAL SCANDAL」(沖縄物産センター画廊)
1983 個展「記憶の遠近法」(県民アートギャラリー)
1990 個展「TOM MAX STUDY IN HOSPITAL」(ギャラリー1956)
1995 個展「面壁九年」(画廊サロン・ド・ミツ)
1996 1995年度第30回沖縄タイムス芸術選奨(美術部門)大賞受賞
2002 個展「MAX as MONK」(画廊サロン・ド・ミツ)
2007 沖縄県立博物館・美術館開館記念展「沖縄文化の軌跡」展出品(沖縄県立博物館・美術館)
2014 個展「黙視」(MAX PLAN)
2015 逝去
2016 「真喜志勉展 Out to Lunch」(沖縄県立芸術大学附属図書・芸術資料館)
  「ニューコレクションシリーズⅡ 真喜志勉展 アンビバレント」(沖縄県立博物館・美術館)
2019 「真喜志勉 ドローイング展」(沖縄県立博物館・美術館)

LEFT ALONE(1979)
ドローイング(1970年代)
記憶のイエローナンバー(1983)
Unknown(1997)
真喜志勉氏

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