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2020年04月30日

【沖縄】沖縄の年中行事の悩みを解消する頼れる1冊が誕生



沖縄の年中行事の中で、特に“ウガン(拝み)”に特化した所作を解説する書籍「ヒヌカン・仏壇 お墓と年中行事 すぐに使える手順と知識」(ボーダーインク)が発売中。

本書は、今も旧暦で実施される沖縄のさまざまな行事について、所作や道具、手順などを分かりやすく解説するハウツー的な書籍。冒頭で著者の稲福政斉(いなふく・まさなり)氏が言及しているように、入門編・初級編として、最低限押さえておきたい事柄を紹介している。

ちなみに、タイトルにある“ヒヌカン”は沖縄の言葉で“火の神”を指し、沖縄の家で火を使う台所に祀られる神を指す。

その「ヒヌカン」から始まり、仏壇、墓、ウガンで使う道具「ビンシー」、旧暦の閏年を指す「ユンヂチ」、ソーグヮチ(正月)、先祖供養の祭事「清明祭(シーミー)」、シチグヮチ(お盆)、ヤシチヌウグヮン(屋敷内のウガン)、そして、沖縄ならではの「彼岸」をピックアップした。

ヒヌカンに使うウコール(香炉)は3つの脚が付いていて脚1つが正面を向くように置く、「“家紋”のないビンシーでウガンしても願いは通じない」は根拠のない俗説、シーミーを行うのは日本では沖縄だけで18世紀頃から沖縄本島の中南部を中心に広まったなど、作法だけではなく、その起源や、伝承する中でさまざま解釈されていったことに対しての氏の見解も書かれていて、単なるハウツーだけでない内容も読み応えがある。

巻末の沖縄の年間行事の解説を含め180ページ弱の中で稲福氏が伝えたかったことは、 “心をこめて日ごろお守りいただいていることへの感謝”、ウガンの言葉の項で氏が綴っている一文に収斂している気がした。

過去の人々の営みを学ぶ意味を自問し続けているという稲福氏の“ウンチク”が詰まった1冊。そのウンチクを味わいながら、楽しく知識として身につけよう。

「ヒヌカン・仏壇 お墓と年中行事 すぐに使える手順と知識」
発売中 1,600円(税別) ボーダーインク

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