バラエティ
メ~テレ 2016年10月29日(土) 16:55~17:25
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今回は愛知・岩倉市を旅するウドちゃん。名古屋の北に位置する岩倉市はウドちゃんが以前お世話になった手染めの鯉のぼりのを製作する老舗の染物屋さんが今も二軒残り、五条川で行われる「のんぼり洗い」は岩倉市の春の風物詩。
五条川のすぐそばにある中市場バス停から旅をスタートしたウドちゃん。最初に訪れたのは旗屋中島屋代助商店。以前訪れた染物屋さんとは違うもう一つのお店。創業は江戸末期と伝わり、古くから五条川のほとりで手染めの旗や鯉のぼりを作ってきました。お話を伺たご主人は現在7代目。「このお店を継ぐと名前も『代助』に変えるんですよ」とご主人。「じゃあお父さんも『代助』さんなんですか」と老舗ならではの慣わしにウドちゃんもびっくり!
路地裏を歩くウドちゃん続いておじゃましたのは、いかにも古そうなタバコ屋さん。友人たちが店先で囲碁や将棋を打ったりする岩倉の社交場なんだそうです。ウドちゃんが注目したのは今日の天気が書かれた黒板!「これ毎日お父さんが書いてるんですか?」「そうだよ」とお父さん。天気の他にも今年の西暦、昭和・大正・明治で数えた今年の年数など話題のネタになりそうなものが書かれていて20年欠かしたことがないとのこと。これにはウドちゃんも深く感心…「三日坊主のぼくにはできないな~」 そしてさらに歩みを進めると「名古屋コ-チン」の看板を発見。岩倉市といえば古くから名古屋コーチンの産地として知られる町。今では全国的にも知られる地鶏ブランドを是非とも食べてみたいウドちゃん、名古屋コーチンを専門に扱う「松月」にうかがって名古屋コーチンのすきやき膳をいただきました。ウドちゃん、以前にも食べたことがある名古屋コーチンですが改めてそのおいしさに感激!幸せなお昼ご飯を頂きました。
続いては「松月」で聞いた新溝神社へ。岩倉市の語源になった「磐座(いわくら)」がまつられていて、古くは古墳の一部だったと考えられています。しかしその「磐座」は公開されておらず社殿の中にあると近所の子供たちが教えてくれました。すると今度は近所の大人の方々がお祭りの山車について教えてくださいました。岩倉の山車は歴史が古いものが多く、江戸初期の製作といわれています。新溝神社の境内には大上市場地区の山車「唐子車」が保管されていて、シャッターを開けてもらい見せていただくと、見上げるほどに大きい山車!時代とともに小型化したというお祭りの山車は大きいほど時代が古いんだそうです。
最後にうかがったのは視聴者情報から「船橋楽器資料館」へ国内外の民族楽器を一人で集めたご主人が平成4年にオープン。約2300点もの楽器が保管されています。ウドちゃんが一番驚いたのは「ウード」という楽器!「ぼくの名前にそっくりです!」
中東を中心に広まった弦楽器で日本では琵琶に近い楽器。「こんな名前の楽器があるとは…」新しい発見に満ちた岩倉の旅でした。