バラエティ
メ~テレ 2016年05月21日(土) 16:55~17:25
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今回は伊勢神宮外宮のお膝元を気まま旅。近鉄山田線「宮町駅」をスタートした直後さっそく気になるモノが!暖簾に書かれた「うどん・もち」。お邪魔した「ひおきや」さんは創業70年以上を誇る老舗で、名物のお餅にうどんや中華そばなどすべて手づくりしているお店。しかも、75歳のお母さんたった1人で営んでいるんです!なんとも元気なお母さん!そんなお母さんの元気の元は、週に2日リヤカーで野菜を売りにくる御年90歳のおばあちゃんとのこと!これは、ぜひとも会ってみたい!お店を出たウドちゃん・・・、ここで奇跡が!目の前にその〝おばあちゃん〟が!話を聞くと、おばあちゃんは畑で育てた野菜と自家製の漬物を大きなリヤカーにつんで、週に2日売り歩いているみたい。しかも行商歴は60年!長年地元の方々に愛され続ける宮町の名物おばあちゃん。これからもお元気で!運命の出会いに心躍るウドちゃんでした。
次に訪れたのは天(あま)照(てらす)大御神(おおみかみ)の弟で夜の神様「月夜(つきよ)見(みの)尊(みこと)」を祀る「伊勢神宮 外宮の別宮 月夜(つきよ)見宮(みのみや)」。かつて、地元の農家は月を見て農作物の時期を測っていた為、このお宮はとくに農耕にご利益があると地元の信仰を集めてきたそうです。ウドちゃん、式年遷宮を終えたばかりのお宮さんで旅の安全を祈願。ちなみに、この日は春の例大祭でした!ウドちゃん、特別にわたがし作りを体験!お祭り気分を堪能させていただきました♪
伊勢と言えば伊勢うどん!やってきたのは外宮の前で約80年暖簾を守ってきた山口屋。伊勢うどん独特のふわっと柔らかい食感にこだわった麺は、本場伊勢でも珍しい自家製麺。鰹節や煮干しなど数種類のダシでじっくり煮込んだたまりベースの甘辛いタレも当時のまま。そんな昔ながらの伊勢うどんを求めやってくる地元民も多いそう。ウドちゃん、あっという間にペロリ完食。3代目の息子さんと2代目のチャーミングなお母さんの笑顔にもほっこり♪
町をぶらぶら散策していると、デッキブラシを持ったお父さんを発見。聞けば今から地域のゴミ箱を掃除するそう。みんなが使うゴミ箱をひとりでお掃除・・・お父さんの姿に町を想う気持ちがひしひしと伝わりました。
賑やかな精肉店が気になり訪れるとお店の方から「近くに芸能人がよく来るウナギ屋さんがあるよ!」とのこと。しかもそこは宮町の町内会長さんが営んでいるお店みたい!ぜひとも宮町の町内会長にご挨拶を!やってきたのはウナギのいな妻(づま)。中へ入ると、ウドちゃんビックリ!そこにいたのは、先ほど掃除をしていたお父さん!実はお父さんが宮町の町内会長だったのです!運命の再会に胸が高まるウドちゃん。大正15年創業のウナギのいな妻さんは親子3代で営むお店。ここで気になったのは「いな妻」という店名。由来を聞いてまたまたビックリ!いな妻とは「稲妻大五郎」という祖先の方のお名前で、その方はなんと関西で活躍したお相撲さんとのこと!何から何まで驚きの連続でした!伊勢志摩サミットでますます注目される伊勢市。訪れた外宮のお膝元は下町の風情が色濃く残り、人情味に溢れる素敵な町でした。また訪れたいです。