バラエティ
メ~テレ 2015年03月28日(土) 09:30~10:00
放送地域
今回の旅の舞台は、三重・亀山市。旅をスタートしたのは、JR加太駅前。加太は、東海道の関宿から、加太越えをして、伊賀から奈良にいたるという、大和街道の宿場があった地域。
ウドちゃん、駅前の散策マップで、「鹿伏兎城跡」が気になり、向かう途中、朝の散歩が日課だという、ご夫婦に鹿伏兎城跡の場所を聞くと、山の上だということが判明。しかも、現在では整備がされていない山道ということで、向かうのは断念。町を散策すると、通り沿いに、「くるくるベーグル」の小さな看板。そこは、月・木しか営業していない、お店。ちょうど旅が、月曜日だったこともあり、お店へ向かうのですが、そこは細~い細~い路地の奥に。自家製酵母や天然酵母にこだわる、穴場的なベーグル屋さんでした。店長さんは、趣味が高じて、お店を開いたそうなんです。おススメのベーグルをいただくと、「うまい!」の一言。ちなみにベーグルとは、生地を発酵させた後、一度茹でてから焼き上げたものなんです。ウドちゃん、ひとつ勉強になりました。
加太には、加太焼という焼き物の職人さんがいると聞き、中在家の集落にあるお店で尋ねると、なんと、そのお宅へ電話をしてくださることに。自宅と工房が別にあるらしく、工房で待っていると、ご主人は出かけているため、奥さんがひとりやって来てくれました。工房の中には、花器がいっぱい。加太焼は、45年前に、ご主人が、始めたそうで、その歴史はウドちゃんと同い年!思わぬ偶然に驚いていると、ご主人から奥さんに電話があり、自宅に帰って来たと。自宅にも作業場があり、ご夫婦にお話を聞くと、45年間、二人三脚でやってきたというこれまでの道のりが。今は、花器を作っているそうですが、ご主人が見せてくれたのは、20年前に作ったという、抹茶茶碗。なんとそれを、ウドちゃんにプレゼントしてくれるというのです。20年間、大切にしてきた抹茶茶碗をいただき、心から感動していました。
「亀山駅前の老舗の和菓子屋さんのロシアケーキがおいしい」という、なんとも不思議な視聴者情報。気になったので亀山駅に行ってみると、それらしきお店が見当たらない。すると、パン屋さんがあり、「ローゼンボルグ」と書かれた軒先のテントに、瑞宝軒の文字も。入り口はひとつしかないため、そのまま入ってみると、あら不思議。店内には、パン!ケーキ!和菓子!が売り場がありました。もともと、江戸時代から伝わる、亀乃尾という和菓子を売っていたのですが、代々お店が続くうちに、洋菓子の方も始めたそうなんです。お店の方と話していると、息子さんが登場し、さらにおばあちゃんが登場しと、3世代ともに、お店で働いていました。さっそく、ロシアケーキをいただくと、どことなく懐かしい味にウドちゃん、大喜びでした。
亀山は昔、紅茶の産地。そんな亀山で、紅茶好きには有名な、「モーレツ紅茶」というモノがあるらしいのです。常連さんで賑わうオレンジペコーさんに伺うと、みなさん、「ビックリするよ!」というのです。その言葉は大げさでなく、出てきた紅茶にビックリ!なんとコーヒーに負けないぐらい、濃いのです!さっそく、飲んでみると、「おおっ!モーレツ!」と思わず、声が出てしまうウドちゃん。結構な渋さがあったそうです。もとは、長距離運転される方が立ち寄る多く訪れるお店で、眠気覚ましとして、モーレツ紅茶は誕生したそうなんです。亀山の名物と堪能できたウドちゃんでした。