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2018年09月26日

【沖縄】おきなわのデザインの今をつたえる「おきなわいちば」最新号



ワンテーマで沖縄の文化を深掘りする雑誌「おきなわいちば」の通巻63号が発売中。

今回のテーマは、「おきなわデザイン」。商品のパッケージデザインにはじまり、街や自然の中のデザイン、沖縄の新しいテキスタイル、文具、器など、多角的に沖縄のデザインの今を切り取っている。

さまざまな角度からデザインへアプローチしているが、全編を通じてにじみ出てくるのは、単なる斬新で、先鋭的で、格好いいだけのデザインではなく、どこかに「大事にしているもの」「人間味が感じられる」という、そんな“泥臭さ”。

「お客さんに覚えてもらいたい」という一心でロゴの入ったカラフルな移動販売車を増やし続ける「池田食品」の三代目・瑞慶覧宏至氏、“島の根っこ(根源)”に徹底的にこだわる「ゆいまーる沖縄」代表の鈴木修司氏、店のオーナーとのコミュニケーションから“応援”の気持ちを形にしていく佐治俊克氏。3人はそれぞれそれの調合で、洗練された感覚と泥臭い感覚を形に表現していく。

その感覚はきっと、沖縄の自然や空気から本能的に感じられる、あるエッセンスのせいなんだろうな、と感じさせるのが、「デザインさんぽ」の8ページからも伝わる。

撮影したカメラマンや編集者のセンスはもちろんあるものの、これほど街中に「デザイン的要素」があることに感心させられる。沖縄県民なら、「あっ」と気づかされる人も多いはず。いつもの風景がすごくデザイン的に感じられる、そんな“気づき”を与えてくれる、貴重な8ページだ。

後半は、「地域の魅力を発信するパッケージ」として、最近増えているデザイン性のあるパッケージのおみやげを紹介、布や紅型で新しい沖縄のデザインを伝える「沖縄テキスタイル」、文具、器、包装紙…と続く。

最後に、県民に馴染みの深いステーキ店、ファストフード店、アイスクリーム店のロゴやイラストまで網羅し、編集者の“沖縄愛”が伝わってくる構成にあっぱれ。

デザインセンスは、天賦の才能的な面ももちろんあるが、自分で見たり、感じたり、経験することで、間違いなく磨かれる面もある。今回の「おきなわいちば」で紹介された作家や作品に刺激され、新しいデザインが生まれる素養が培われる、その状況を作り出す貴重な、かつ、読み応えのある1冊に仕上がっている。

「おきなわいちば」(2018 Autumn)
発売中 680円(税込) 光文堂コミュニケーションズ

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