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2018年07月22日

【沖縄】独自の文化や事情が育まれた稀有の島・北大東島の入門書



沖縄・北大東島を1冊の新書にまとめた「沖縄・北大東島を知る うふあがりじま入門」(ボーダーインク)が発売された。

同書は、北大東村の政策参与として村誌を執筆した中部大学教授・服部敦氏の新著。

北大東島の説明からスタートし、島の民俗、地学、歴史、生物、生活、経済、娯楽、人材、そして、米軍の射撃場として使われている通称“ラサ島”の沖大東島のジャンル別の章立てに。

タイトルになっている「うふあがり」は、沖縄の言葉で「大(うふ)」「東(あがり)」と「大東島」を意味する。大航海時代にはすでに発見されていたものの、開拓は20世紀になってからという、長く「伝説の島」となっていたことだけでも興味を抱かせる。

南北の大東島は全島が世界でも類のないドロマイト(鉱石)で覆われていること、そして、沖縄の主要土壌とは異なる“大東マージ”という特有の土質を持つことなど、地学の面だけでもオリジナリティを感じさせる。

そのドロマイト風の石垣や緩やかな勾配の屋根などの景観を保護する計画が功を奏して、2018年6月に島の字港地区全体が国の文化財に選定された。そんな島の最新事情も網羅されている。

そして、身近なエンタメ事情として、テレビ放送のスタートにも言及。放送のスタートは沖縄本島から16年も遅れた1975年、しかも19時から21時30分までという時間限定、さらに、那覇から空輸されるビデオテープで1カ月遅れの放送だったという。

ほか、船で入島する際は人も荷物もクレーンで吊られる、八丈島と沖縄の混合文化、国内唯一の燐鉱山遺跡、村民所得県内連続1位など、独自の文化や事情を抱える島であることを、読みやすい文章で表現している。

沖縄本島から東に360kmという位置にある北大東島。服部氏の文章も手伝って、本書を読み終わる頃には、その距離がグッと縮まるかのような親しみを感じさせてくれる、北大東島のプロフィールブックが誕生した。

「沖縄・北大東島を知る うふあがりじま入門」
発売中 1,296円(税込) ボーダーインク

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