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2016年12月07日

【沖縄】沖縄の自然環境に警鐘を鳴らす1冊が誕生



沖縄県の自然環境を報じた書籍「データで読む 沖縄の自然環境」(沖縄探見社)が発売された。

2016年9月、沖縄本島の北部地域・やんばるエリアが「やんばる国立公園」として登録された。本書は、世間の眼が沖縄の自然に注目を集める最中に出版されたことになる。

「データで読む 沖縄の自然環境」は、4つの章と資料編から成る。第1章では「希少な生物たち」と題して、生息域が狭まりつつある動物や国際自然保護連合(IUCN)が定めるレッドリストの動物たちを紹介。

ほか、ダム建設による森林伐採や生態系の変化により生息域が狭まっていくヤンバルクイナやウミガメなどの現状をリポートしている。

第2章では干潟やマングローブ林の現状を報告。干潟に関しては、沖縄本島だけでも北部エリアはまだ残っているものの、南部エリアでは3分の2が埋め立てられて消滅してしまった。ただ、那覇市と豊見城市にまたがる慢湖には数多くの野鳥が集まるなど、貴重な自然もまだまだ残っている。

続く、第3章ではサンゴ礁にスポットを当てている。近年もニュースで騒がれているが、白化現象が進み、厳しい状況になっていることは否めない。また、オニヒトデや赤土の影響などを詳細なデータとともに紹介。

最後の第4章は、米軍基地と自然環境との関係を綴る。辺野古基地のV字型滑走路建設が自然界に及ぼす影響、沖縄市で見つかったドラム缶のダイオキシン、アスベスト問題など、さまざまな脅威を報じる。

ラムサール条約登録地、国立公園を抱え、世界自然遺産登録を目指す沖縄県。そんな動きもある中で同書は「警鐘」的な意味を持ってあえて不協和音を生じさせている、そんな思いを抱かせる1冊に仕上がっている。

「データで読む 沖縄の自然環境」
発売中 1,080円(税込) 沖縄探見社

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