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2015年10月24日

【沖縄】沖縄における死生観&宗教について多角的に検証した1冊に!



「このシマの時代と世代をつなぎ、写真・記憶を記録していきたい」というコンセプトのビジュアル誌「モモト」の最新号となる通巻第24号が発売中。24号の特集は、「琉球・沖縄の死生観」と題して、沖縄における死後の考え方を多角的に検証している。

表紙は、旧盆時期の石垣島での1枚。“あの世からの使者”に扮した男性が写されている。先祖崇拝が強い沖縄では、あの世とこの世が比較的近いと言われている。

最初の特集では、「あの世」と「この世」という観点から琉球史をプレイバック。歴史学者・高良倉吉氏と琉球史ガイドを務める賀数仁然(かかず・ひとさ)氏の対談が興味深い。沖縄の墓の特徴として「リユースできる」という効率性や、島によって墓の形が違うこと、印象に残っている墓の話など、硬軟織り交ぜた内容で話が展開していく。

「消えた喪の習俗」と題した特集では、賀数氏が葬制度にまつわる風習でいまでは消えてしまったものを紹介。かつて葬儀でお金をもらって泣くことを商売にしていた「哭き女(ナチャーアンマー)」、亡くなった人の肉を食した「人肉食」、葬儀で着る服は「黒」ではなく「白装束」だったなど、興味深いネタが綴られる。

また、神道、仏教、カトリックの立場から「沖縄の死生観」について語り合う「宗教者座談会」も。それぞれの宗教的観点からの死生観から始まり、沖縄での宗教の存在意義まで話は尽きない。

最後は、同誌アートディレクター兼写真家の仲程長治氏が、かつて琉球の文化を持ちながらも琉球と分断された鹿児島・与論島の風景を切り取っている。

死者の送り方、それに対峙する生者の務め、「モモト」の誌面からさまざま考えてみよう。

「モモト」(vol.24)
発売中 1,080円(税込) 編集工房 東洋企画

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