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2012年01月25日

【連載/沖縄エンタんちゅ④】FLiP(4人組ガールズロックバンド)

2月8日(水)に新曲「ワンダーランド」を発売する「FLiP(フリップ)」。同バンドは、「かっこいい女の子バンドを組みたい!!」という強い衝動から2005年に結成された沖縄出身4人組のガールズロックバンド。1月8日からスタートした全国5カ所でのワンマンライブツアー「FLiPワンマンライブツアー2012 “女子力アップ×2 TOUR”」でも、エモい(emotional)音を発信していきたいと語る彼女達に直撃した。

──音楽を始めたきっかけは?
(サチコ)すごく歌が歌いたくて、物心ついた時から自作で鼻歌で歌っていた。もともと歌手になりたいという思いが強かった。

──バンド結成してから楽器を始めたとは思えないくらい素晴らしい演奏をされていますよね?
(ユウミ)周りの環境が良くて、スタジオを使わせてもらったり、うまい先輩にアドバイスをもらったり、「どうするんですか?」って気兼ねなく質問できたり。
(サヤカ)分からないことがあったら、すぐに先輩に聞けるような環境で練習できてたので。
(ユウミ)恵まれていたよね~。

──音楽が始めやすい環境だったんですね。みなさん、学校の同級生だとか。
(サチコ)サチコとユウコが同じ中学で、サチコ・ユウミ・サヤカが同じ高校。
(ユウコ)高校の時に軽音部に入っていて、FLiPとは別に他のバンドを組んでいたけど、サチコがバンドやりたいって言ってきたタイミングぐらいに前のバンドが解散したので「じゃあ、やる!」(笑)って。
(サチコ)最初はそういう感じだよね(笑)。でも結成した当時、「音楽でいけるとこまでいきたいから」ってメンバーに話をしていていきなりで重かったと思うけど、こういう気持ちは伝えて「FLiP」というバンドを結成しました。

──メンバーに初めて会った時の印象は?
(サチコ)まず、なぜこのメンバーに声を掛けたかというと、楽器経験のあるなしを問わず、自分の中で“キャピキャピした音楽”をやりたくなかった。自分たちがカッコイイと思うものが何なのか当時は分からなかったけど、“カッコイイと思える音”を出したいと思っていた。女の子って基本、集団行動を好むじゃないですか、そうじゃなくて1人でもどっか行けちゃう子とかサバサバしているような子とか少しクールな面がある子とか…そんな印象を受ける子にまず声を掛けていた。このメンバー以外には声を掛けていなかったけど、サーヤー(サヤカ)は楽器経験ないけど「ベース弾けそうだな」っていうイメージ(笑)。
(ユウミ)直感ね(笑)。
(ユウコ)ベースをイメージで弾ける?みたいな。
(サチコ)そういうイメージがあるじゃないですか。
(サヤカ)っぽいんだぁ(笑)。
(サチコ・ユウコ・ユウミ)いいことじゃないか~。
(ユウミ)調和が出来てる。
(サチコ)「ベースやらない?」みたいな。ユウミも「ドラム叩けそうだな」みたいな。でもそう思わせたきっかけもあってね。
(ユウミ)部活を辞めたくらいに通学路の(沖縄都市)モノレールが一緒で、時間帯も同じくらいに乗っていて、それでいろんな話をしていてそんなに一緒に遊んだりしていなかったけど。サチコはもともとバンドをやっていて、解散したという話を聞いて、「女子バン組みたいんだ」とか「ドラムがなかなか決まらないんだあ」って言っていて、「自分、小学校の学芸祭でちょっと触ったことあるよ」って話したら…。

──即、指名みたいな感じですか?(笑)
(ユウミ)ぜんぜん楽器を触ったことがない人より、触っていた人のほうがイイってやることになったんですけど。ほとんど初心者に限りなく近いので(苦笑)。
(サチコ)でもドラムを見たことある人と無い人の差って大きいじゃないですか。自分はイメージ優先だったりするので、でも話を持ちかけたら考えてくれて…。ユウコはね、もともと中学校の時からたくましかったんですよ。
(ユウコ)たくましかったぁ?(笑)。
(サチコ)同じ中学で同じ部活でもあったんですけど、すごくたくましかったんですよ。男の子よりたくましいみたいな。
(ユウコ)そんなにたくましかった?ほらもうちょっと可愛げがあったんじゃない?
(ユウミ)ドン!としてるんじゃない?
(サチコ)そうそう、堂々としてるんですよ。

──(部活は)何部だったんですか?
(一同)ハンドボール部。

──それっぽいですね!
(ユウコ)結構遠投できました!
(サチコ)肩の力強かったよね。そういう部活のたくましさとか…関係ないんですけどこういう(たくましい)印象が強い上にギターも弾いていたので心強いなあっていう。

──このメンバーだったらガールズバンドいけそうっていう印象だったんですね。結成して6年、ずっと活動してきて、メンバーに対してどう思っていますか?
(サチコ)感謝しているのが大きいと思います。ずっとオリジナルでやれるって、他の周りのバンド見てて難しいことなんだなって思うし。
(サヤカ)ずっと変わらず4人っていうのが改めてすごい。

──今までライブ活動をしてて、ハプニングや印象に残っているライブなどはありますか?
(サチコ)ハプニングよくあるからね。
(ユウミ)一回、「TREASURE」という名古屋のフェスでサーヤー(サヤカ)がコケて。
(サヤカ)ああー。コケたねー。
(ユウミ)ベースの音が出なくなってて。

──ステージから落ちちゃったとか?
(サヤカ)それはないですけど(笑)。ステージの前まで出できて、お客さんをあおるって言うか、ベースを弾いていて、後ろに下がろうとしたときに前のモニターに足が引っ掛かって、“ズテッ”ってコケちゃって。それから何かちょっと機材トラブル的なのが発生して、音は出てるんですけど聞こえてくるのが小さくて。
(ユウミ)ベースのアンプから返ってくる音が小さいから、音響スタッフに(指を上に動かしながら)「(音を)上げて、上げて」って言ったんですけど、全然聞こえてこなくて…あれは大変でしたね。

──ライブではハプニングがつきものですよね。
(サチコ)自分も最近、ギターの音が出なくなることが多々あって。配線やエフェクターの接続の調子が悪かったり。最近では、京都のライブで音が出なくなってしまって…あれ、1曲目からだっけ?
(ユウミ)1曲目の途中だったよ。
(サチコ)(音が)出ないなーとか思って、自分はギタリストというよりもボーカリストの意識が強いので、ギター置いて、そのままハンドマイクで遊んじゃおうと思って、ピョンピョン跳ねて歌ったりとか。お客さんには申し訳ないけど、ギターを弾かないで歌に専念してしようと思って…。そこでみんなに「音が出てないじゃん」という不満よりも「歌が良かったね」とか「いつものライブには無いものがあったね」とかっていう風に受け取ってもらいたくて、歌に100%集中できたのですごい気持ちが良かったです。
(ユウミ)あのライブは良かったよね。ギターの音が出なくなったあと、サチコのリフから入る曲があって、ギター直らないと曲に入れないってなって、3人でセッションみたいにして。今まで弾いたことないコードとかでやったり。
(ユウコ)即興だったもんね。
(サチコ)トラブルって基本起こっては、いけないじゃないですか。ライブ経験がないときは、きっと対応できなかったと思うんですけど、ツアーとかワンマンとか、いろんな所で他のバンドさんと“対バン”させて頂いて、自分たちの応用力がついた中での対応だったと思うから。

──そういうトラブルも乗り越えられるようになって、経験積んだなと感じますか?
(サチコ)少なからず自信にはなりますよね。

──ライブをやっていて、一番盛り上がる曲、ファンから一番人気のある曲は?
(一同)「カートニアゴ」ですかね。

──振り付けもあるし、フレーズも覚えやすいですよね
(ユウミ)よくお客さんが歌ってくれるよね。
(サチコ)マイクから顔を離すとお客さんが「自分たちが歌ってもいいんだ」って分かってくれて大きな声で歌いだすんですよ。
(ユウコ)ライブ収録されているDVDを観るとお客さんの「~人のざま…」のときの声がすごい大きい。

──いいですね。一体感があって。
(サチコ)こういうのを求めていました。「ライブってこうだよね」みたいな。

──思い出深い曲とか、エピソードがある曲とかありますか?
(ユウミ)「ライラ」とかかな。メジャーデビューして一発目の曲だし。曲を作るのに苦戦して。

──それは作詞で?曲で?
(サチコ)メジャーデビューするってことで、すごいプレッシャーがあって曲が作れなくなったんですよ。候補曲は、いっぱいあったほうがいいし、ミニアルバムだし…その中でずば抜けていいやつじゃないとアルバムのリード曲にはならないしっていろいろ考え始めたら何にも作れなくなって。アコースティックギターで作ってたんですけど、ギターが弾けなくなってしまって、ギターを触ると震えたり涙が出たりしてたんですよね。それで、意図的に何かを考えて作るというよりも、何も考えずに今の自分の中にある感情を吐き出しながら作ろうと思って。
(ユウミ)ライブで「ライラ」を演奏するとBメロのところをお客さんが歌ってくれるんですよ。そういうのがあると作って良かったなって気持ちになる。
(サチコ)ライブで初めてお客さんが歌ってくれた時、めっちゃ感動したよね。あれ、イチかバチかでマイクを外したらみんな歌ってくれるかなーって思ってやったらみんな歌ってくれて。ああ、この曲ってみんなが歌える曲なんだーってそのとき初めて分かって。今でもライブで演奏している曲ですね。

──新曲の「ホシイモノハ」は、今までの曲よりもしっとりした感じですよね。サビも耳に残る感じ。
(ユウミ)この曲は、何もない状態からまず3人でセッションして、そのあとサチコを入れてメロディーを歌ってもらったら今のサビの形が出来て、メロディーが乗った瞬間、ちょっと切ないような哀愁漂う感じが出てきたり。そこから曲のアレンジをしましたね。
(サチコ)冬にいいなっと思って…みんなのBGMになってほしい。

──音楽活動して良かったと思うことは?
(サチコ)音楽をやってたから今の自分があるんだと思います。じゃないと取り返しのつかないことをやってたと思うし、正直言うと自分の人生に絶望してたから、音楽があったから人として変われたのかなと。音楽って、愛せば愛すほど裏切らないというか、それが音楽を続けてきて痛感したことかな。
(サヤカ)もともと楽器経験がない状態から入って、演奏する側になって、それまでは自分がアーティストからパワーをもらってたが、それが演奏する側になって、ライブするようになって、お客さんも増えてって、お客さんから「FLiPのライブ観たら元気が出た」とか言われてすごいうれしいですね。
(ユウミ)FLiPを結成してドラムを始めてから音楽のすばらしさが分かったし、ドラムと向き合えば合うほど自分を見つめ直せるというか、バンドは音を出し合って曲を作っていくのもあるが、人間関係も築いていけるし、今後いろんな人と会うことがすごく楽しみだし、音楽やってて良かったと思う。
(ユウコ)音楽って、一生を通して勉強し続けられるというか、50、60代のミュージシャンでもまだまだ勉強って言ってて。音楽をやってると年齢も超えて「人対人」になれる、男も女も関係ない。自分から何も求めなかったら音楽は何も返してくれないけど、自分がずっと求め続けていたら何かしら返してくれると思う。だからこそ一生音楽を続けられたらいいなって。

新曲リリースやライブツアーと、精力的に自分たちが「カッコイイと思える音」を全身全霊で体現していく彼女たち。熱く激しく、魂が揺さぶられる“エモい”音楽をかき鳴らす「FLiP」を、ぜひライブ会場に足を運んで生で堪能してみては?

FLiP(フリップ)
サチコ…渡名喜幸子/Vocal & Electric Guitar
ユウコ…長堂祐子/Electric Guitar & Chorus
サヤカ…宮城佐野香/Electric Bass & Chorus
ユウミ…玉城裕未/Drum & Chorus


◎「FLiPワンマンライブツアー2012 “女子力アップ×2 TOUR”」

2012年2月8日(水)
東京 渋谷CLUB QUATTRO
■イープラス http://eplus.jp
■チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:152-885)
■ローソンチケット 0570-084-004 (Lコード:75798)


最新シングル「ワンダーランド」
2012年2月8日(水)発売
□初回仕様限定盤 1200円
表4、描き下ろし「銀魂」アニメ絵柄 クリアアナザージャケット!
□初回生産限定盤 1500円
CD+DVD(「ワンダーランド」Music Video+Makingを収録)

ガールズロックバンド「FLiP」
サチコ(Vocal & Electric Guitar)
ユウコ(Electric Guitar & Chorus)
サヤカ(Electric Bass & Chorus)
ユウミ(Drum & Chorus)
沖縄・那覇市出身のガールズロックバンド「FLiP」

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